梅雨時の不調を解消したい!頭痛やだるさに効くツボと対策

梅雨時は「偏頭痛がする」「何となく体調が悪くなる」「だるくて何もやる気にならない」という人が6割を超えるそうです。(バスグッズ販売等を行うバスリエ株式会社の調査結果による)

ジメジメと湿度の高い日が続くと、「身体が重く感じる」「やる気が出ない」という人は少なくありません。

また、真夏日かと思えばぐっと冷え込む日もあり、朝晩と日中の寒暖差も激しい、ジェットコースターのような天候は、体にストレスやダメージを与え、頭痛などの体調不良を引き起こします。

これらの体調不良は「梅雨だる」とか「気象病」、また「6月病」などと呼ばれており、多くの人を悩ませています。

梅雨時のこのような症状を解消する方法はあるのでしょうか。

この記事では、梅雨時に起こる頭痛やだるさの原因と効果があるツボ、対策についてくわしく紹介します。

梅雨時の体調不良

梅雨時に起こる不調の種類

梅雨時に起こる不調にはどんなものがあるのでしょうか。人により症状は様々ですが、主なものをいくつか紹介します。

①倦怠感、だるさ、やる気が出ない

ちょっと歩いただけなのにだるい、眠ったはずなのに疲れが取れない、朝起きられない、などの症状が梅雨時には多くなります。

梅雨の時期の間ずっとこの症状が続く、という人も少なくありません。

これは梅雨時の湿度や気圧の影響で、自律神経の働きが乱れてしまうことが原因のひとつと考えられています。

自律神経が乱れると体がむくみ、より体が重く感じてしまうこともあります。

②頭痛

梅雨時の不調の症状として、倦怠感と並んで多いのが頭痛です。目が疲れたり、肩がこる、といった症状もあらわれます。

頭痛と一口に言っても人により種類は様々で、鈍痛のような痛みを感じる人もいれば、体の内側から張るような痛みを感じる人もいます。

ひどくなると、吐き気やめまいの症状があらわれる場合もあります。

③集中力の低下、イライラ

自律神経の乱れが精神面に影響を及ぼした場合、集中力が低下したり、イライラしたり、といった症状があらわれることがあります。

梅雨時の天候の影響でストレスを感じることも自律神経が乱れる要因です。

理由もなくイライラしたり、仕事や学業に集中できない場合、梅雨時の気象病である可能性が高いです。

④食欲不振

梅雨時の気候が原因で胃腸の機能が弱り、食欲がなくなるという人も少なくありません。

食欲が減退するだけでなく、何を食べても美味しく感じなかったり、吐き気や胃の痛みを感じる人もいます。

食事をしても消化不良を起こし、下痢や便秘になることもあります。

梅雨時-湿度

梅雨時の不調の原因とは

梅雨時の体調不良を引き起こす原因は、一つではありません。それぞれの原因を確認してみましょう。

湿邪(しつじゃ)

梅雨時の体調不良は、湿気の影響によることが多いです。

適度な湿度は、人の肌や髪、内臓に潤いを与えてくれますが、高すぎると体の発汗機能が上手く働かなくなり、水分やリンパ、血液の循環が滞ってしまいます。

余分な水分を溜め込むと体が冷えて代謝が悪くなり、老廃物を排出することができず、頭痛や体調不良を引き起こします。

この状態が湿邪(しつじゃ)と呼ばれるものです。

低気圧による不調

梅雨時で低気圧の日が続くと体内の水分バランスが乱れ、水分を溜め込みやすくなるといわれています。

体内に水分を溜め込み過ぎると、自律神経が乱れたり、全身の血管が拡張したりします。

自律神経の乱れはめまいやだるさを引き起こし、血管の拡張が脳内で起こると、周りの神経を圧迫して炎症を起こし、頭痛につながるのです。

梅雨時には、この低気圧による不調を訴える人も多いです。

寒暖差による不調

人の体には、多少の変化があっても内部環境を一定に保とうとする「ホメオスタシス(恒常性)」という機能があります。

私たちの体温が安定しているのは、ホメオスタシスを維持するために自律神経が働き、血流を活発にしたり緩やかにしたりして調整しているからです。

しかし寒暖差が激しすぎると、自律神経が疲労して上手く働かなくなり、頭痛やめまい、肩こり、だるさや食欲不振といった症状を引き起こします。

また、自律神経が乱れるとイライラしたり気分が落ち込む、といったダメージを受けることもあります。

梅雨時の不調をセルフケアで解消する|ツボ

梅雨時の体の不調は、「毎年のことだから仕方ない」と諦めている人が多くいらっしゃいます。

また、忙しくて病院に行く時間が無かったり、そもそも何科を受診すれば良いのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。

そんな時、手軽にセルフケアが出来たら良いですよね。

ここでは梅雨時の不調を解消するツボを原因別に紹介しますので是非試してみて下さい。ツボを押す強さは「痛気持ち良い」程度が効果的です。

ツボを探すコツですが、すこしへこんだ部分を探してみましょう。押してみると気持ち良い場所を探すと良いですね。

①太陽|頭痛を和らげるツボ(滞りによる頭痛)

頭痛のツボー太陽

梅雨時の頭痛は、体内の水分や血液、リンパの流れが滞ることにより起こります。

この種類の頭痛は、例えると頭の上に重しを乗せられたような痛みや、強く締め付けられるような痛みを感じます。

このような頭痛を解消するには、「太陽」と呼ばれるツボを刺激するのが効果的です。

このツボの場所は、眉尻と目尻を結んだ線の中心から後頭部の方向に2センチ程下がったあたりのへこんだ部分にあります。

ここを、小さく円を描くようにゆっくりと10秒間押しましょう。それを1日10回行うと効果的です。

 

②百会|頭痛・肩こり・目の疲れ・自律神経の乱れに効くツボ

頭痛のツボ-百会

「百会(ひゃくえ)」は名前の通り、『「百」(様々な)のツボが「会」(出会う、交わる)』という意味を持つツボで、様々な症状の改善に効果があるツボです。

頭痛や肩こりをはじめ、目の疲れや自律神経を整えたり、血流改善にも効果があるといわれています。

両耳を結んだ線と、顔の中心線の交わる部分、ちょうど頭のてっぺん部分にあるくぼみが百会のツボです。

百会は、両手の中指を使って、気持ち良いと感じる強さでゆっくりと垂直に押しましょう。

ツボを押す時はお風呂上がりのリラックスしている時や、思いついた時いつでも大丈夫です。

③懸顱(けんろ)|頭痛、頭をスッキリさせたい時に押すと良いツボ

頭痛のツボー懸顱(けんろ)

「懸顱」(けんろ)はこめかみの中心部分にあるツボ。頭痛や頭をスッキリさせたい時に押すと良いです。

特に懸顱(けんろ)の斜め前にある頷厭(がんえん)というツボを押してあげると、より効果が上がるといわれています。

また、髪の生え際のラインはツボが集まっており、気持ちの良い場所を探して押していくとスッキリするので是非やってみて下さい。

 梅雨時の体調不良対策|自律神経を整えましょう

梅雨時の体調不良を改善するためには、自律神経を整えてあげることが大切です。体調不良のまま夏を迎えてしまうと、夏バテしてしまう可能性が高くなります。

日頃のケアで自律神経を整えておくと、気候や環境の変化があっても体がきちんと対応できるようになります。

自律神経を整えるためにできるセルフケアを紹介しますので、今日から始めてみましょう。

①生活のリズムを整えましょう

自律神経の乱れを整えるためには、規則正しい生活を送り、体内リズムを正常に戻してあげることが大切です。

空調が効きすぎた環境や、昼夜が逆転した生活も、自律神経の乱れを引き起こす原因になります。

朝起きたらカーテンを開けて陽の光を浴びましょう。体内時計をリセットされ、体が朝だと認識できます。

夜は、ぬるめのお湯で入浴し、就寝前に40度位の温度の蒸しタオルで目元を温めてあげましょう。リラックスできれば副交感神経が働いて睡眠の質が良くなります。

②水分の代謝を良くしましょう

朝食をしっかり食べ、ウォーキングやストレッチを行うと血の巡りが良くなります。倦怠感を感じる時こそ、軽めの運動をすると代謝が上がり、体が軽くなります。

また、水分を排出しやすいようにきゅうりや大根、アボカドやバナナといったカリウムの多い食品を食べるようにするのも良いでしょう。

冷たい飲み物や食べ物を摂り過ぎると体が冷えてしまいますから、温かい飲み物を飲んだり、しょうがを使った料理で体を温めることも大切です。

③バランスの良い食事を心がける

梅雨時の倦怠感を解消するためには、バランスの良い食事も大切。特に摂りたいのは疲労回復効果があるといわれるビタミンB1が豊富な豚肉です。

ビタミンB1を摂取すると代謝を上げ、食欲を取り戻す働きがあります。

豚肉とクエン酸を一緒に摂ると疲労回復や血流改善効果がアップするので、おすすめです。クエン酸は紅ショウガや柑橘類、梅干しや酢などに多く含まれます。

また、アスパラガスに含まれる「アスパラギン酸」や「ルチン」にも同じ働きがありますから豚肉と一緒に摂る食材としておすすめします。

④その他のセルフケア

気圧予報の情報が受け取れるアプリを利用すれば、梅雨時だけでなく年間を通して気圧や天候を把握でき、頭痛などの体調不良が起こりそうな時に予め薬を用意するなど対応できます。

また、湿気が高すぎることで自律神経が乱れますから、湿気を取り除くことも大切です。除湿器を使ったり換気をするのも良いでしょう。

 

 

 まとめ

湿度や寒暖差、気圧といった梅雨時特有の気象は、自律神経の乱れを引き起こし、体や精神が不調になることがあります。

この不調を放置すると日常生活や仕事に支障をきたすこともありますから、早めに対処したいものです。

自律神経を整えるためには、生活のリズムを整え、体内の余分な水分の排出や、代謝を上げることが大切です。

ぜひ、この記事を参考にして頂き、梅雨時の体調不良を解消しましょう。

梅雨の時期の不調は梅雨の間に解消して、夏を迎えるための体の準備を行いましょう。