舌が白いと体調が悪い証拠?舌の状態と胃腸や疲れとの関係、チェック方法を解説!

舌が白いと、体の不調を抱えている可能性があります。また舌の状態によっては、さまざまな体調不良にもつながるといわれているため、気になる方も多いでしょう。
舌の状態が思わしくない場合は、ブレインパークに相談するのもおすすめです。
この記事では、舌から身体の状態をチェックする方法を説明します。胃腸の不調や疲れなどが気になる方は、参考にしてください。
目次
舌は健康のバロメーター
中国医学では、舌の状態が体質や内臓を映し出すバロメーターとして活用されます。舌は食道、胃腸、肛門に続く臓器の1つとされているのです。
舌には血液が集まっており、薄い粘膜から血液の状態を確認できます。舌を見ると、体の表面からは確認できない内臓の状態もチェックできるのです。
さらに舌を見ると、体格や体質、年齢までも推測できます。
たとえば、舌が大きくて厚い人は、体がガッチリしていることが多いです。一方で、舌が薄くて小さい人は、ほっそりした体型の場合が多いといわれています。
舌を見て体調チェック
舌を見ると体調をチェックできます。ここでは疲労の蓄積や脳の異常、自律神経と舌の関連について解説しますので、参考にしてください。
舌が白っぽい場合は疲労が蓄積
舌をチェックした際に、白っぽくなっている場合は疲労が蓄積している可能性があります。
舌苔が増え過ぎており、血流不足の状態。舌苔とは、舌の表面の白っぽい付着物です。
また中国医学では、舌が白っぽい場合は気虚と呼ばれるエネルギー不足の状態だと判断されます。気虚の場合は、疲労の蓄積だけではなく、食生活の乱れや睡眠不足などが影響している可能性も。
放っておくと風邪や貧血、うつなどの病気になりやすいともいわれています。
舌を見ると脳の異常もチェックできる
また脳の異常も、舌の状態に現れやすいのです。とくに舌の動きが悪いと、脳の異常が疑われるため注意が必要です。
急に呂律が回らない場合は、脳梗塞や脳出血などの脳疾患の可能性があるため医療機関を受診しましょう。
舌の動きは自律神経との関連もある
舌の動きは自律神経とも関連しています。自律神経が乱れると新陳代謝が悪くなり、それが舌の状態に現れるのです。
新陳代謝の悪化は、体内の水分が正常に排出されずに、むくみの原因になります。
新陳代謝を正常に保つためには、栄養のバランスがとれた食事を摂ったり、適度に運動をしたりすることが大切です。
さらに、舌の運動も重要。口を大きく開け、舌を出したりひっこめたり、回したりするとよいでしょう。
舌診とは
舌診とは患者さんの舌の色や大きさ、厚さ、舌苔の色などから身体の状態をチェックする診断方法です。
チェックするポイントは、主に舌苔と舌質の状態。通常の健康的な舌と比べて、異常の有無を判断します。
通常の健康的な舌の状態
健康的な通常の舌は、次の状態です。
色や厚み、形などをしっかりとチェックします。
異常の可能性がある舌の状態
舌の状態をチェックすると、体調不良の兆しや病気のサインを発見できることもあります。
鏡など見て、舌の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
ここでは、舌に現れる異常についてについて解説します。舌の色や苔、形などをチェックしましょう。
舌の色
舌の色が次のような状態の場合は、体調が悪くなる兆候かもしれません。
・薄く白っぽい:血液の巡りが悪く、体を温めるエネルギーが不足している
・赤い:内臓の機能が過剰に高まっている状態。身体に熱がたまり、喉が渇きやすい
・さらに赤い:感染症や長期の慢性疾患にかかっている状態
・紫色:心臓や婦人科の病気の場合に見られる
舌の状態と、日ごろの体調の変化を合わせてチェックするとよいでしょう。
舌苔
舌苔については以下の場合に注意しましょう。
・舌苔が分厚い:唾液の分泌が減少している状態。胃腸の機能が弱っている
・舌苔が黄色い:食べ過ぎや飲み過ぎ、便秘の可能性。食生活の見直しが必要
・舌苔が黒い:長期の感染症に対して抗生剤の使用を続けたときに現れる。口内の細菌のバランスが崩れた状態
・苔がない:栄養不足。ミネラルや鉄分が不足している
舌苔の状態は意外にも、内臓の状態を表すことが多いです。
内臓の不調が疑われる場合は、食生活の見直しなどを行いましょう。
舌の形
舌の形については次の点をチェックしてください。
・腫れぼったく大きい:エネルギー不足や冷え性、水分代謝が悪い状態
・やせて薄い:栄養不足で、体の水分不足やうるおい成分の不足の可能性
・亀裂がある:栄養が不足しているか、ストレスや過労などで疲れている状態
・舌の外側に歯形が残る:胃腸の機能が弱っていたり、水分代謝が悪かったりする
舌の大きさは、体の水分代謝に関係します。
舌には豊富な血管が存在するため、水分代謝の状態が血管を通して舌にも現れるのです。
水分代謝が悪いときは、腎臓や心臓の不調などが疑われます。
舌の確認方法
次に舌の確認方法を解説します。前項の舌の状態とあわせて参考にしてください。
舌の色をチェックする
舌の色をチェックすると、体の血流の状態を診ることができます。さらに、体温の状態を確認して、冷えているのか熱がこもっているのかをチェックしましょう。
舌の形をチェックする
舌の形をチェックする際は、大きさや厚みも確認しましょう。
舌が大きいのはむくんでいる状態で、水分代謝が正常に行われていない可能性があります。
歯の周囲に歯形がないかどうかもチェックして、水分代謝の状態を確認してください。
舌の動きをチェックする
舌の動きが悪いと、自律神経が乱れている可能性があります。
もし動きが悪い場合は、念のために一度、医師の診察を受けた方がよいでしょう。
さらに生活習慣を見直して、適度な運動やバランスのよい食事を心がけるとよいです。
舌の裏
舌の裏を見ると、血管の状態をチェックできます。
舌の裏側には舌下静脈と呼ばれる血管が通っているのです。
黒ずんでいたり、膨らんでいたりする場合は、血液の循環機能が不調の可能性があります。
血管の太さに左右差がある場合も注意必要です。
舌苔をチェックする
舌苔を見ると、胃腸の状態や精神的なストレス、風邪などへの抵抗力の状態がわかります。
舌苔が無かったり、黄色や黒色がかったりする場合は注意が必要です。
厚みがなく、薄く白っぽい場合は問題ありません。
舌の白さは疲労のサイン|気になったらブレインパークへ!
舌が白い場合は、疲労が溜まっているサインかもしれません。
また舌の形や舌苔の状態、動きなどからもストレスや胃腸機能の低下による体調不良などを見分けられます。
今回は、身体の状態をチェックするための舌の見方をお伝えしました。日頃から舌のチェックをして、自身の健康管理をするとよいでしょう。
舌の状態が良くない場合は、早めに生活習慣を見直すと、体調の悪化を防げます。
また疲れなどがたまって体調が思わしくない場合は、ブレインパークで鍼頭やヘッドスパ、ヒト乳歯歯髄幹細胞培養上清液の点鼻投与を受けるのもおすすめです。
脳に直接アプローチできるため、心身の疲れを癒すことが出来るでしょう。
舌の状態から身体の不調が予想される場合は、ブレインパークにご相談ください。