鍼灸師が教える!リラックスマッサージの6つの効果とホームケアの方法を解説!

今も昔も変わらず人気のあるリラックス法であるマッサージ、利用する人も多いことでしょう。

そのため、「マッサージは、なぜ効果があるの?」「自宅でできるリラックスマッサージは?」といった疑問を持つ人も、中にはいらっしゃるのかもしれません。

そこで本記事では、マッサージの効果やそのメカニズム、自宅でできるおすすめのマッサージ法を紹介します。マッサージでリラックスしたい人は、参考にしてください。

マッサージの6つの効果とは

マッサージを受けるとリラックスできるのは一般的にも知られていますが、具体的には次のような効果を期待できます。

マッサージの効果

・自律神経が整いリラックスできる

・免疫がアップする

・ストレスを軽減させリラックスできる

・血行を促進して筋肉疲労を軽減する

・むくみを改善する

・硬くなった肩や背中の筋肉のこりをほぐれる

それぞれについて、身体の生理的メカニズムや過去の研究論文をもとにご紹介します。

自律神経が整いリラックスできる

マッサージを受けると、自律神経が整いリラックスできると言われています。

自律神経が整った状態とは、休息時に働く副交感神経と活動時に働く交感神経のバランスの釣り合いが取れた状態です。

ストレス社会の現代は、交感神経が優位な傾向にあり、眠れなかったり、血圧が高くなったりする人も少なくありません。

そのため、マッサージで副交感神経が優位になる時間を作り、リラックスすると自律神経が整うと考えられます。

当院では、自律神経を整えるためのマッサージを受けられます。詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

関連記事:自律神経失調症にお悩みの方は東京「ブレインパーク」にご相談ください。

免疫や感情が整う

マッサージを受けると免疫が整い、その働きをサポートできると言われています。

免疫とはウイルスや細菌から、身体を守るための機能で、免疫が整うと病気になりづらいのです。

実際に25分程度のマッサージを受けたら、それが血中の白血球や好中球といった免疫細胞に影響を与えたとする研究報告もあります。(注1)

同研究では、マッサージには不安を軽減させる効果があるともされており、感情面への良い影響も期待できるようです。

ストレスを軽減させリラックスできる

マッサージにはストレスを軽減させる効果も期待できます。

たとえば、ハンドマッサージをすることでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が減少したとする研究報告があります。(注2)

また、前項でも紹介したように、マッサージには不安などのネガティブな感情を抑える効果もあると言われています。

不安な気持ちでストレスが溜まって、リラックスできないときこそ、マッサージを受けたいところです。

血行を促進して筋肉疲労を軽減する

マッサージには血行を促進して、筋肉の疲労を軽減できる効果があると言われています。マッサージによる血行促進のメカニズムは次の通りです。

マッサージによる血行改善のメカニズム

① 手足の血液が心臓へと送られる

② 手足の静脈内の血液が少なくなる

③ 少なくなった静脈内の血管に新しい血液が流れ込む

④ ①~③の流れを繰り返すことで、血液の流れがよくなる (注3)

上記の流れで血液の流れがよくなると、筋肉内の疲労物質も血液によって運ばれるようになり、筋肉の疲労を軽減できます。

むくみを改善する

前項で示したようにマッサージをすると血行が良くなるため、むくみも改善されます。血行が良い状態とは、むくみの原因となる静脈内の血液の流れが良くなることです。

つまり、血行が良くなると、静脈内に血液が溜まりづらくなります。

結果的に、静脈内に溜まった血液中に含まれる水分が漏れ出て、細胞間の水分量が増えることもなくなるため、むくみが改善されるのです。

硬くなった肩や背中の筋肉のこりをほぐれる

マッサージを受けると、硬くなった肩や背中の筋肉を柔らかくして、コリをほぐせます。

マッサージで筋肉が柔らかくなる理由は、血流が改善されることで、筋活動のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)と言われる物質の生産が促進されるためです。

ATPが増えることで筋肉に十分なエネルギーが届き、伸びたり縮んだりといった筋活動が正常に行われます。(注4)

マッサージで刺激するとリラックスできるツボ

マッサージをする際に、鍼灸師や按摩・マッサージ・指圧師によく利用されるのが経穴(けいけつ)と言われるツボです。

東洋医学の考えでは、経穴は体を流れるエネルギーを調節するためのポイントだとされています。

ここで紹介する3つの経穴は、リラックス効果が期待できる上に自分でも押せるツボなので、心を落ち着けたいときは指圧で刺激してみてください。

神門(しんもん)

神門の位置を表したイラスト

神門は、小指側の手首のしわにある凹んだ部分にあります。

精神の安寧を保つのに良いとされているため、心を落ち着けてリラックスしたい場合は、ツボ押しで刺激してみるとよいでしょう。(注5)

合谷(ごうこく)

合谷の位置を表したイラスト

合谷は、手の甲側の人差し指の骨と親指の骨の枝分かれした部分の人差し指側にあります。

合谷を押すと気持ちが落ち着く上に、肩こりにも良いとされています。ストレスと肩こりの両方で悩まされる人は、指で気持ちの良い程度に刺激するとよいでしょう。(注5)

指先のツボ(井穴)

井穴の位置を表したイラスト

指先には井穴(せいけつ)と言われる身体の調子を整えるのに重要なツボが多いです。

井穴は、各指の爪の両サイドもしくは左右のどちらかにあり、少衝(しょうしょう)や少商(しょうしょう)、関衝(かんしょう)といった名前が付けられています。(注5)

爪の周りを刺激する行為は、現代でも指もみと言われて、自律神経を整えるのに良いとされています。

リラックスだけではなく、手足の血行促進も期待できるため、手足の冷えが気になる方にもおすすめです。

指もみを行う際は、爪の両サイドをいた気持ち良いくらいの力で10秒ほどつまんで話すのを、数回繰り返すとよいでしょう。

リラックス感がすごい!簡単にできる頭のマッサージ!

リラックスするためには、頭のマッサージもおすすめです。

頭のツボと自分でできるヘッドマッサージ法をご紹介します。

頭にも多くのツボがある

頭部にもツボが多く存在するため、頭のマッサージはリラックスするに最適です。実際に、ヘッドマサージ専門店も増加傾向にあり、リラクセーション施設として人気があります。

頭を刺激する際は、前頭部や後頭部、前頭部をマッサージすると良いでしょう。

自分で簡単にできるヘッドマッサージ法

自分で簡単にできるマッサージ法について、以下の3つの部位ごとに解説します。

タイトル

・疲れ目には「前頭部マッサージ」

・リフトアップもしたい場合は「側頭部マッサージ」

・頭痛に悩まされている人は「後頭部マッサージ」

各マッサージについて、ほぐし方を解説します。

前頭部をマッサージ

前頭部には前頭筋と言われる、眉を引き上げる際に使われる筋肉があります。

眉を引き上げる際に働く筋肉なので、疲れ目が気になり、目をぱっちりさせたい場合はマッサージすると良いでしょう。

マッサージをする際は、前方から前頭部に指をあてて、上下に動かすようにしてほぐしてみてください。

側頭部をマッサージ

側頭部には側頭筋と言われる筋肉があり、女性が気になるリフトアップにも影響すると言われています。

つまり、側頭筋が硬くなと、顔がたるむ可能性があります。美容が気になる方は、ぜひマッサージを実践したい部位です。

マッサージをする際は、耳の上からこめかみにかけて円を描くように回しながらマッサージすると良いでしょう。

後頭部をマッサージ

後頭部には頭半極筋や頭半棘筋と言われる筋肉があり、硬くなると筋肉の緊張による頭痛に悩まされたり、眼精疲労に悩まされたりします。

デスクワークの方は、硬くなりやすい部位なので、普段からマッサージをしておきたいところです。

自分でマッサージをする際は、親指で下から上に向かって程よい強さで、後頭部を押さえると良いでしょう。その際に、天柱や風池といったツボを意識して押してみると、より効果的だと考えられます。

頭のツボ押しについて詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:脳疲労の改善におすすめのツボ13選!一緒に実践したいストレッチも合わせて鍼灸師がご紹介

リラックスしたい場合はブレインパークの頭ほぐしメニューがおすすめ!

メディカルスパ_ブレインパーク

マッサージにはリラックスをはじめとした、様々な効果があります。ヘッドマッサージであれば、自分で手軽に取り組めるので、実践してみてください。

とはいえ、本当にリラックスしたい場合は、専門のほぐし施術を受けてみるのもおすすめです。ブレインパークでは、東洋医学の知識を持ち、ツボにも詳しい鍼灸師による施術を受けられます。

頭のほぐしや頭鍼は、リラックスができて疲労を軽減させるのに良かったという声を多数いただいています。

再生医療も導入した本格施術による深いリラックスを体験したい人は、ぜひ予約されてください。

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(注1)参考元:成人被験者に対するマッサージの免疫学的,血液学的,心理学的効果

(注2)参考元:ハンドマッサージの心理的効果とストレスホルモンへの影響

(注3)参考元:マッサージに血流の改善効果はあるのか

(注4)参考元:マッサージによる筋硬度の変化の検討

(注5)参考元:鍼灸学[経穴編]東洋医学出版社

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