夏バテの原因は自律神経の乱れが原因?!|対処法と予防法も紹介

夏になると「体がだるい」「食欲がない」といったように、なんとなく体調不良になる方が少なくありません。気温や湿度が高くなってくると起きやすい「夏バテ」です。

気温が高いと疲れるのはわかるけど、涼しい部屋にいても「夏バテ」してしまうのはなぜだろうと思いませんか。そんな「夏バテ」の原因は自律神経の乱れが大きく関わっているようです。

今回は「夏バテ」の原因と合わせて、対処法や予防法も紹介します。

夏バテの原因は自律神経の乱れ

夏バテは自律神経の乱れ    

夏バテの原因は、自律神経の乱れが関わっています。夏の間、私たちの自律神経に下記の4つが大きな影響を与えているため「夏バテ」が起こります。

  • 温度差によって自律神経が乱れる
  • 紫外線で自律神経が不安定になる
  • 夏の暑さで自律神経が疲れる
  • 冷たい食事により自律神経のバランスが崩れる

ひとつずつ詳しく説明します。

温度差によって自律神経が乱れる

一昔前は3〜7月にかけて、徐々に温度上昇していました。人の体は気温の変化にも少しずつ慣れていましたが、近年では温暖化などの気候の変動により、5月に猛暑日がある年も増えました。

猛暑日になると、オフィスやお店では冷房の設定温度が低くなります。オフィスやお店に滞在中は、涼しいくらいで心地よく感じるかもしれません。

しかし、室内は寒く屋外が暑いといった状況を繰り返すうちに、自律神経が乱れてしまいます。

紫外線で自律神経が不安定になる

紫外線を浴びると、肌の奥で炎症が起きます。炎症が起きることによって、交感神経が過剰に刺激され、副交感神経とのバランスが崩れて自律神経が不安定になります。

夏は紫外線量が多く大量の紫外線を浴びやすいので、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。日陰や室内などにも、紫外線が入ってくる場合があります。

窓際は避けたり、直接日光を浴びたりするのは、避けてすごしましょう。

夏の暑さで自律神経が疲れる

夏の暑さによって、自律神経が疲れる場合があります。猛暑の暑さは、何もしなくてもグッタリと疲れるほどです。

人の身体は自律神経の働きによって、一定の体温に保たれています。ずっと暑いところにいたり、暑さで身体が熱くなりすぎたりすると、自律神経に長い間負荷がかかります。

負荷がかかりっぱなしになると、自立神経が疲れて「夏バテ」の原因になるため、気をつけましょう。

冷たい食事により自律神経のバランスが崩れる

夏に食べたくなる冷たい食事や飲み物により、自律神経のバランスが崩れやすくなります。冷えたビールやジュース・アイスなど、暑い夏には食べたくなりますよね。

しかし、冷たいものを多く食べていると、身体の内側から冷えます。胃腸などの内臓が冷えると、冷え性が悪化したり、消化酵素の効力が低下したりします。

そうなると、栄養の吸収が悪くなるため、栄養の吸収が悪くなり、胃もたれや下痢・食欲不振になりやすいので気をつけましょう。

夏バテの対処法

夏バテは自律神経の乱れ

夏バテの対処法をいくつか紹介します。夏バテは毎年のことと諦めずにぜひ試してみてくださいね。下記の3つを見直してみましょう。

    • 身体を温める
    • 良質な睡眠をとる
    • ビタミン・水分をこまめにとる

 

ひとつずつ詳しく紹介します。

身体を温める

  • 薄着をしない

気温が上がってくると、室内の温度が低く設定されているため、身体が冷えてしまいます。身体が冷えすぎないように、薄手のカーディガンや膝掛けなどを用意しておきましょう。

腹巻きをするのも良いでしょう。薄手の腹巻もあるので、普段からつける習慣にしておくと良いですね。

  • 食べられる食事をとる

食欲不振で食べられない日が続くと、ますます体力が低下して疲労が溜まりやすくなっていきます。筋力・新陳代謝・体温も低下していきます。食欲不振で食べられない時は、「クエン酸食品」「スパイス」「薬味」に頼りましょう。

「クエン酸食品」はレモンや梅、お酢などに入っています。「スパイス」はカレー粉に配合されているシナモンやクミンが効果的です。「薬味」は大葉やミョウガ・生姜やネギなどです。

「クエン酸食品」「スパイス」「薬味」をプラスすると、少し食べられるかもしれないので、試してみてくださいね。

良質な睡眠をとる

  • 眠りやすい入浴法

寝る3時間前には食事を済ませましょう。胃に食べ物が残ったままで寝ると、消化に力を使ってしまうので、身体の回復ができない場合があります。

寝る1時間前頃に入浴して、入浴後はなるべく明るい光は見ないようにしましょう。入浴中もできれば暗めの照明にしましょう。

  • アロマオイルを活用しよう

良質な睡眠のためにアロマオイルを活用しましょう。ラベンダーには鎮静効果や高いリラックス効果があります。

気分を落ち着かせてくれて、安眠効果もあるので寝る前のアロマにおすすめです。オレンジスイートも不眠に効果的なアロマです。甘くフルーティな香りですが、ラベンダーとブレンドしても、よく合います。

自律神経を整える効果があるのでうまく活用しましょう。

  • 寝る前にリラックスする

寝る前の1時間はゆっくりと過ごしましょう。好きな音楽を聴きながらゆっくりとストレッチをしたり、呼吸を整えたりしましょう。

アロマを炊きながらリラックスするのもおすすめです。身体の緊張をほぐして、副交感神経を優位にします。

ビタミン・水分をこまめにとる

  • 必要なビタミン

ビタミンCはタンパク質はストレスによって消費されるため、取り入れる必要があるのですが、摂った時のタンパク質の代謝を助ける働きをします。

ビタミンB12は自律神経の主成分です。

ビタミンB1は不足すると、自律神経の代謝が低下するため、積極的に摂りましょう。

ビタミンEとビタミンAは抗酸化作用があるため、自律神経の症状の温和が期待できると思います。

  • 必要な水分量

1日に1〜2リットルは水分を摂りましょう。水分を摂ると身体の巡りが良くなり、自律神経が整います。

特に起床時にコップ一杯の水を飲むと、胃腸が動き出し副交感神経が活発になり、優位になった交感神経とのバランスがとれるようになるのです。水分はこまめに摂りましょう。

夏バテの予防法

夏バテは自律神経の乱れ

夏バテの予防法を紹介します。

下記の4点に注意して夏バテ知らずの身体を作りましょう。

  • 起床時間を決めておく
  • 身体が温まる食事をとる
  • 紫外線予防をする
  • 適度な運動をする

 

ひとつずつ紹介します。

起床時間を決めておく

寝る時間が遅くても早くても起床時間を決めておきましょう。自律神経は通常、寝るときは交感神経から切り替わり副交感神経が優位になります。

起きる時間を決めると自律神経のバランスが整いやすくなります。休日で遅くまで寝たい日も、一旦起きて朝日を浴びるのがおすすめです。

太陽の光を浴びると、幸せホルモン「セロトニン」が分泌されます。精神安定の効果があり、朝日を浴びることが質の良い睡眠へと繋がります。

身体が温まる食事をとる

夏でも身体が温まる食事を摂りましょう。とは言っても、旬の野菜には身体の熱を取り除いてくれる効果があります。

きゅうり・トマト・なすなどは身体を冷やします。旬の野菜は栄養素がたくさんなので積極的に取り入れたいので、身体を温める唐辛子・生姜・玉ねぎ食材も一緒に摂りましょう。

自律神経の主成分が多いB12が豊富な魚介類や、不足すると自律神経の代謝が下がってしまうB1が豊富な豚肉・ほうれん草・落花生・米などバランス良い食事を心がけましょう。

紫外線予防をする

​​目までしっかりと、紫外線予防をしましょう。目から入る紫外線で自律神経が疲れることがわかっています

目から紫外線が入ると交感神経が優位になり、脳から活性酸素が大量に分泌されるため、脳疲労も引き起こします。目を守るために、サングラスや紫外線防止のメガネをかけましょう。

サングラスを選ぶ際は、グラスの色が薄いものがおすすめです。サングラスの色が濃いと瞳孔を開くので、紫外線を吸収しやすいボトルを選びましょう。

適度な運動をする

自律神経を整えるには、激しい運動ではなく軽い運動がいいと言われています。軽い運動とは、軽く息がはずむ程度の運動のことでウォーキング・ヨガ・ピラティスなどをさします。

運動時は交感神経が優位に立っていますが、運動後にはゆっくりと副交感神経に変わっていきます。過剰な交感神経優位から、副交感神経優位に変わることで、自律神経のバランスを整えておきましょう。

まとめ

夏バテは自律神経の乱れ

夏バテの原因は自律神経だけではないですが、自律神経は大きな影響を与えています。今回は「夏バテ」の原因と合わせて、対処法や予防法も紹介しました。

暑くても身体が冷えすぎないように、身体を温めることがポイントです。食べ物や飲み物は温かいものを選んで代謝を上げましょう。セルフケアの他には、プロに頼って自律神経を整えてもらう方法もあります。

自律神経を整えて、夏バテしない身体作りを目指しましょう。