脳の疲れとはどんな状態?眼精疲労や肩こり、休んだのに疲れが取れない理由とは…?

「休んだはずなのに疲れが取れない…」
「眼精疲労や肩こりに悩まされている」
といった悩みを抱えてはいませんか?これらの症状は、脳が疲れていることが原因かもしれません。
脳の疲れを放っておくと、他にも集中力や思考力の低下を招くともいわれているため、仕事やスポーツ、学習のパフォーマンスが低下する可能性があります。
本記事では、脳の疲れについて詳しく解説したうえで、改善方法もお伝えします。最後に、脳の疲れを専門に扱う当院「ブレインパーク」についてご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。
目次
脳疲労とはどんな状態?
脳疲労とは、脳が正常に働かなくなり、集中力や思考力が低下した状態です。
脳疲労自体が身体を無理していることを知らせるサインでもあり、そのサインを無視して仕事を続けると過労による健康被害が出るとも言われています。
また、疲れをもたらす原因には、自律神経の乱れがありますが、脳疲労との関係があります。ここでは、「脳が疲れるとどうなるのか?」「脳疲労と自律神経の関係」について詳しく解説します。
脳が疲れるとどうなる?
集中力や思考力が低下したときに起きる、「飽きた」という感情は脳疲労の最初のサインだと言われています。(注1)
また、デスクワーク中に感じる、肩こりや眼精疲労、頭が重くなるといった症状も脳疲労が原因だと言われています。
なぜなら、「飽きた」という感情や身体的な疲労感は、脳が作り出す感覚だからです。(注2)
脳は「飽きた」という感覚や疲労感を作り出すことで、人間が無理をしないように歯止めをかけると言われています。
そのため、仕事が好きな人の場合、「飽きた」という脳疲労のサインも感じづらく、疲労感を感じても働き続けることで、脳の血管が詰まるような重篤な症状を引き起こすこともあるのです。(注3)
仕事が好きな人ほど、疲労感という脳のサインを見逃す可能性が高いため注意が必要です。
脳疲労と自律神経の関係は?
自律神経の中枢は脳の中心にある視床下部だと言われています。さらに視床下部は、その上部にある大脳辺縁系に影響されるとも言われています。(注1)
つまり、脳疲労と自律神経には密接な関係があると考えられるのです。ここでは、脳が疲れた際に自律神経がどのようになるのかを解説します。
自律神経とは
自律神経とは、交感神経と副交感神経からなる身体の機能を司る神経ネットワークです。
交感神経は活動の神経と言われており、人間が仕事をしたり、スポーツをしたりする際に優位になります。一方で、副交感神経は休息の神経と言われていて、人間が眠りについたり、リラックスしたりするときに働きます。
身体の機能とは、体温を調節したり、眠くなったり、内臓を働かせたりといった人間の無意識下で行われる生命活動のこと。
自律神経がなければ、冬場の寒さの中で体温を維持できなかったり、昼夜の睡眠のリズムも安定しなくなったりします。
脳疲労は自律神経活動が低下した状態
日中に仕事やスポーツといった活動を行うと脳が作り出す疲労感で、眠くなります。
この眠くなるというのは、自律神経の中の副交感神経が優位になった状態です。脳が身体を休ませるように自律神経を通して、サインを送っているとも考えられます。
そのサインを無視して、活動を続けると自律神経活動が低下してしまい、睡眠障害を発症。
自律神経活動の低下とは、活動時には交感神経が優位になり、休息時には副交感神経が優位になるといったバランスが崩れた状態のことを指します。
睡眠障害だけではなく、慢性の肩こり、頭痛、眼精疲労といった症状も起こると言われています。
自律神経の仕組みについて詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
関連記事:自律神経とは?副交感神経と交感神経について解説|リラックスの施術メニューもご紹介!
脳疲労を整える方法3選
脳疲労を整える方法について、次の3つをご紹介します。
各項目について、分かりやすくお伝えしますので、脳疲労を回復させるためにお役立てください。
睡眠の質を上げる
睡眠の質を上げると脳疲労を回復できると言われています。
その方法の一つには、体温を下げる方法があります。人間の身体は体温を下げることで、眠気を感じられるようになっているのです。
厚生労働省が運営するe-ヘルスネットによると、快眠のための入浴は就寝の2~3時間前が理想的なようです。(注4)
午前や午後の早い時間の入浴には、効果が無いようなので、いつも朝風呂を習慣にしている方は、就寝前の入浴も試してみてください。
また、浴槽内のお湯の温度については、38℃のぬるめのお湯だと25~30分、42度の熱めのお湯だと5分程度で寝つきへの効果が認められています。(注4)
スマホからの情報を遮断する
スマホを除くと膨大な情報と触れることになり、その情報を処理するために脳が疲労する可能性があります。脳疲労を整えるためにも、情報を遮断してぼーっとする時間を作るのをおすすめします。
スマホをトイレやお風呂にも持ち込む人は、貴重な脳疲労の回復時間が奪われているのかもしれません。脳疲労を回復させるためにも、スマホとの距離を置いて生活してみましょう。
また、朝の目覚まし時計もスマホではなく、時計機能のみを備えたものにするのも、脳疲労を整える生活には好影響。
スマホを起床のアラームにしてしまうと、そのままベッドの中でSNSチェックをしてしまい、脳疲労の原因になるため注意しましょう。
メディカルスパに相談する
脳疲労については、脳専門のメディカルスパ「ブレインパーク」に相談してみるのもおすすめです。
ブレインパークは、医師監修のメディカルスパで施術スタッフが全て鍼灸師の資格を持つ医療従事者であるため、安心して脳疲労をケアするための施術を受けられます。
次に、当院「ブレインパーク」のご紹介をしますので、ぜひご覧ください。
脳の疲れ専門のメディカルスパ「ブレインパーク」とは
ブレインパークは東京にある世界初の脳専門のメディカルスパです。再生医療と東洋医学をコラボレーションさせた施術で、脳の疲れを癒すことを専門に取り組んでいます。
ここでは、ブレインパークの特徴と施術メニューを紹介しますので、参考にしてください。
ブレインパークの特徴
ブレインパークの特徴は、「ヒト乳歯幹細胞培養上清液の点鼻投与」と「頭鍼」、「頭ほぐし」の3つの掛け合わせで脳の疲れを回復させることです。
ヒト乳歯幹細胞上清液の点鼻投与で、神経ネットワークの活性化や修復、再生の効果が期待できます。また、頭鍼は東洋医学に基づいた施術方法で、自律神経の乱れを整え、心身共にリラックス効果をもたらします。
頭ほぐしの際は、首や肩、デコルテにも上清液高配合オイルでトリートメントを行うため、脳の血行促進が期待でき、脳疲労の改善につながります。
次の記事では、ブレインパークで使われているオイルについて詳しく解説していますので、参考にしてください。
関連記事:オリジナルマッサージオイル「RIN」とは?ブレインパークのオリジナルオイルを紹介
ブレインパークで受けられる施術メニュー
ブレインパークには、「脳眠(のうみん)」や「整脳(ととのう)」という人気のメニューがあります。
ここでは、当院の施術メニューについてご紹介します。
脳眠(のうみん)
脳眠には、60分と90分のコースが準備されていて、時間内で頭ほぐしと上清液高配合オイルトリートメントを行います。
睡眠の質の向上や集中力の向上、頭がすっきりしないブレインフォグの状態を一時的に解消できるといった効果が期待できます。
整脳(ととのう)
「整脳」は、「脳眠」コースに上精液の点鼻投与が付いたコースで、施術時間は120分になります。
医師のカウンセリング後、点鼻投与は医師の処置により行われるため安心して施術をうけられます。さらに、ヒト乳歯幹細胞上清液は神経ネットワークの活性化の効果にも期待。「脳眠」の効果に加え、メンタルケアや認知症の予防としても利用していただけます。
「ブレインパーク」の施術について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
関連ページ>>施術メニューのご案内
脳の疲れを回復させたい場合は「ブレインパーク」へ
脳の疲れを放っておくと、身体に健康被害をもたらす可能性があるため、注意が必要です。
脳疲労のサインには、まずは「飽きた」とい感情があり、そのあとは眠くなります。また、肩こりや眼精疲労といった慢性症状も脳疲労のサインだと言われています。
以上のような脳の疲れのサインを感じたら、まずは休息をとるようにしましょう。脳の疲れを回復させる手段には、睡眠の質を向上させたり、スマホと距離を置くことが考えられます。
また、脳疲労の軽減にメディカルスパ「ブレインパーク」を利用するのもおすすめです。再生医療と東洋医学の技術を駆使して、脳の疲れを回復へと導きますので、ぜひ一度ご相談ください。
(参考元)
注1:すべての疲労は脳が原因|梶本修身
注2;「病は気から」を科学する|ジョー・マーチャント