脳疲労の改善におすすめのツボ13選!一緒に実践したいストレッチも合わせて鍼灸師がご紹介

「仕事のストレスによる脳疲労でクタクタ…」

「脳疲労に良いツボを知りたい!」

といったお悩みを抱えた方のために、今回は脳疲労におすすめのツボ13選をご紹介します。

当院スタッフの鍼灸師がおすすめするツボをお伝えしますので、脳疲労でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

脳疲労とは自律神経が正常に機能していない状態

脳疲労になると、自律神経の働きを調整している視床下部が正常に働かなくなります。結果的に自律神経が乱れ、不眠や肩こり、頭痛、耳鳴り、食欲不振など、さまざまな心身の不調に見舞われます。

そのため、自律神経の機能を取り戻し、心身の状態を健康的に保つには、脳疲労をケアすることをおすすめします。脳疲労をケアする方法には、バランスの良い食事や適度な運動、質の良い睡眠を摂ることを心がける方法がりますが、その他にも脳疲労に良いツボを刺激するのもおすすめです。

以降で、脳疲労に効果的なツボをご紹介しますので、脳疲労のケアをするために参考にしてください。

脳疲労に効くツボ

鍼灸師-ブレインパーク

ここでは、次のテーマに沿って脳疲労に効果的なツボを、現役の鍼灸師がご紹介します。

脳疲労に効果的なツボをご紹介!

・頭を刺激して脳疲労をスッキリさせるツボ

・「百会(ひゃくえ)」と「四神総(ししんそう)」で脳疲労をスッキリ

・眼精疲労をスッキリさせて脳疲労にアプローチするためのツボ

・脳疲労に効果のある手のツボ

それぞれについて、詳しくお伝えします。

頭を刺激して脳疲労をスッキリさせるツボ

頭部には、側頭筋と前頭筋、後頭部下筋群と言われる筋肉が存在します。各筋肉上のツボを刺激するとコリがほぐれて、脳疲労をスッキリできますので参考にしてください。

側頭部のツボ

側頭部のツボ

側頭部には、ストレスや噛みしめでコリやすい側頭筋があります。こめかみや耳の周辺のツボを刺激すると側頭部の血行を促進できて、片頭痛や耳鳴りに良いと言われています。

代表的なツボは以下の通りです。

・角孫(かくそん):側頭部にあり、耳のとがった部分にあたるところ

・率谷(そっこく):角孫から親指の横幅分ほど上の位置

前頭部のツボ

前頭部のツボ

前頭部には前頭筋と言われる筋肉があり、眼精疲労でコリやすく、頭痛になることもあります。また、美容上もおでこのしわを予防するために、ケアをしておきたいところ。額にあるツボを刺激して、前頭筋をケアしてみてください。

代表的なツボは次の通りです。

頭臨泣(あたまりんきゅう):瞳の並びにあり、生え際から親指半分ほど上方の位置

陽白(ようはく):瞳の並びにあり、眉毛から親指の横幅分ほど上方の位置

後頭部のツボ

後頭部のツボ

後頭部には後頭下筋群があり、長時間のデスクワークや頻繁なスマホ操作で下を向くと硬くなりやすい部位です。後頭部のツボを刺激すると、筋緊張型の頭痛が軽くなり、めまいや耳鳴りにも効果的だとされています。

代表的なツボは以下の通りです。

風池(ふうち):顎と体の中心線の中間地点にあり、首から上方へと指を滑らせた際に、後頭部とぶつかったくぼみの部分

天柱(てんちゅう):後頭部の骨と首のつなぎ目の位置にあり、背骨の両隣にある筋肉(脊柱起立筋)のすぐ外側のくぼみ

「百会(ひゃくえ)」と「四神聰(ししんそう)」で脳疲労をスッキリ

百会と四神聰(引用元;針灸学[経穴編])

百会(ひゃくえ)四神聰(ししんそう)は、物忘れや癲癇(てんかん)、不眠、多夢など脳の不調によって引き起こされる症状を改善するために、使われることの多いツボです。脳疲労にも効果がありますので、ぜひ刺激してみてください。

百会は、両側の耳のとがった部分を結んだラインと、身体の中心線が交わる部分にあります。四神聰は、百会から親指の横幅分、前後左右に離れた位置にあります。四神聰は1つだけではなく、4つある珍しいツボでもあります。

眼精疲労をスッキリさせて脳疲労にアプローチするためのツボ

眼精疲労のツボ

眼精疲労も脳疲労の原因となるため、パソコンやスマホの合間に、ツボ押しで刺激してみましょう。ここでは、代表的なツボを3つご紹介します。

晴明(せいめい)

睛明(せいめい)は、目頭の骨の近くにあるくぼみにあり、眼精疲労のケアによく使われるツボです。人差し指で軽く押すとよいでしょう。

太陽(たいよう)

太陽(たいよう)はこめかみの部分にあり、厳密にツボを取る場合は、眉毛と目の外側の切れ目の中間から、親指横幅分だけ後方にあります。

頭痛の際にも効果を発揮すると言われているツボなので、眼精疲労で頭が痛くなる方は、押さえてみるとよいでしょう。

魚腰(ぎょうよう)

魚用(ぎょうよう)は、眉毛の両端からの中間地点にあります。目が疲れて、瞼が重くなった時などに押さえると、眉の筋肉がほぐれてすっきりします。

脳疲労に効果のある手のツボ

指先のツボ

最後は、脳疲労に効果のある手のツボを2つご紹介します。手のツボであれば、仕事や勉強中にでも手軽に刺激できます。

井穴(せいけつ)

井穴(せいけつ)とは、爪の両側にあるツボの総称で、それぞれのツボには商陽(しょうよう)や少衝(しょうしょう)、中衝(ちゅうしょう)などの名前が付いています。

現代でも爪の両側をマッサージする「爪もみ健康法」があります。自律神経を整えるのに効果的だと言われているため、どうぞお試しください。指を両側からつまむように10秒間押さえると、ツボの刺激ができます。(注1)

神門(しんもん)

神門(しんもん)は、不眠や健忘、情緒不安定などに効果があると言われています。脳疲労にも効果がありますので、疲れを感じたら刺激してみてください。

ツボの位置は、手首のしわ上にあり小指側にある腱の内側です。

肩や首のこりをほぐすと脳の血流改善になる

ツボを刺激して気血の流れを整えたら、凝り固まった筋肉を動かしたり、ストレッチをしたりして血行を促進すると、さらに脳疲労が軽減されます。

とくに、日ごろはデスクワークで身体を動かす機会が少ない人は、実践してみてください。

肩甲骨回し

肩甲骨回し

肩甲骨を回すと、肩回りの筋肉の血行が良くなり筋肉もほぐれます。結果的に、心臓からの血液が脳へも届きやすくなり、脳疲労が軽減されることでしょう。

肩甲骨を回す際のポイントは、両手を肩に当てて大きく肘を回すことです。このようにすれば、自然と肩甲骨が動きますので、肩こりがほぐれやすくなります。

首のストレッチ

首のストレッチ

首のストレッチをすると、こり固まった首の筋肉がほぐれて、頭部の血流を促進できます。また、脳疲労と関係の深い自律神経の乱れは、首のコリから起こるとも言われています。

デスクワークを行う際は、こまめに首を動かして筋肉をほぐすとよいでしょう。ただし、首はデリケートな部位であるため、激しく動かしたり、伸ばしたりしないようにしてください。

イラストのように筋肉を伸ばすと、こり固まりやすい首のサイドの筋肉をストレッチできます。手はあてがう程度にして、軽く伸ばすようにするとよいでしょう。

横隔膜のストレッチ

横隔膜ストレッチ

横隔膜は呼吸の際に上下に動いて、肺を膨らませたり、萎ませたりする筋肉です。イラストのように体全体を使って呼吸をすると、横隔膜を動かしてストレッチできます。

特に、息を吸う際に胸を開いて、しっかりと肺に空気を取り込むことを意識してみましょう。

酸素が体内に取り込まれると、疲れた脳にも酸素を届けられるため、脳のコンディショニングも整い、仕事にも集中できることでしょう。

その他の脳疲労に効果的なツボの刺激方法

ツボを刺激する方法には、押す以外にも温める方法があります。脳疲労を改善したい場合は、後頭部を温めたり、手のツボにお灸をしたりするとよいでしょう。

後頭部を温める

後頭部で蒸しタオルで温めると、血行が促進され筋肉もほぐれます。疲れた脳に血液を供給できますので、脳疲労も軽減できることでしょう。

蒸しタオルは、ビニール袋に入れると温感が長持ちしますので、お試しください。

ツボにお灸をする

ツボをお灸で刺激するのであれば、前の項目で解説した手首の「神門(しんもん)」や指先の「井穴(せいけつ)」に置いてみてください。

最も利用しやすいお灸は、台座灸と言われるものです。台座灸は火が着いたモグサと皮膚の間に厚紙を敷くことで、適度な温感に調節したお灸です。

ドラッグストアでも販売されていますので、興味がある方はお試しください。

ツボを使って脳疲労を改善しよう

今回は、脳疲労に効果のあるツボをご紹介しましたので、効果があるツボがあれば続けてみてください。

脳専門のメディカルスパ「ブレインパーク」では、鍼灸師による本格的なツボ療法を受けられます。ツボについて熟知した鍼灸師が、頭部のツボを鍼や指で刺激して、脳疲労を改善へと導きます。

疲れた脳が喜ぶようなリラクゼーションも体感できますので、脳疲労でお困りの方は、ぜひご相談ください。

 

 

 

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(参考)

注1:手足の冷えにもピッタリ!爪をもむだけ健康法『爪もみ』のやり方|ビフィックスマガジン グリコ

・経穴マップ第2版 イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼|王 暁明

・針灸学[経穴編]|日中共同編集

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