元競泳選手が教える!日々のコンデションを整えるオススメ4選

日々の日常をベストな状態で過ごせていますか?第3回のコラムで「試合時のコンディショニング」について記事を書きましたが、今回は実際の競技生活を通して身につけた、日々のコンディションの整え方についてご紹介します。スポーツをする方、しない方、どちらでもない方も、日々の日常をベストな状態で過ごしたいと願う人は多いと思います。特に、スポーツをする方は、疲労の蓄積やオーバートレーニングなどにより日々のコンディションが崩れると競技や練習に影響が出るので、人一倍毎日のコンデションに気を使っています。

藤森丈晴ブレインパーク

  藤森丈晴

  元競泳選手。

  2018年世界短水路選手権代表。

 

 

 

トップアスリートにとっての日々のコンディションとは

トップアスリートにとって、試合のコンディションも大切ですが、日々のトレーニングのパフォーマンスが試合の結果を左右するので、日常のコンディショニングを整えることが重要となってきます。アスリートは、試合本番で良い結果を出すために、毎日トレーニング(練習)に時間を費やし、あらゆる身体機能の向上や技術力向上を試行錯誤しながら積み重ねます。その成果が試合に発揮されます。

また、トップアスリートと言われている選手はほぼ全員と言ってもいいほど身体のどこかに故障を抱えています。日常使わない筋肉や身体の動かし方で疲労が溜まり、長年同じトレーニングをしていると、その負荷が年をとるごとに劣化していきます。そのため、ほとんどの選手が故障を抱えることになるので、劣化や消耗を抑える工夫や回復方法を試行錯誤し、自分に適した方法を見つけていく事もトップアスリートを目指す選手や更に高みを目指す選手には重要なスキルとなってきます。

コンデションの整えるオススメ4選

①マッサージ

マッサージは凝り固まった筋肉の張りを解消し、通常の可動域に戻す効果や、副交感神経を優位にさせる目的で行います。マッサージにも様々な種類があり、指圧・オイルマッサージ・器具を使用したものなどがあります。入浴後など、身体が温まった状態でマッサージをするとより効果的です。トップアスリートは、専門知識の持ったトレーナーがマッサージ行いうことが多いですが、多くの選手はマッサージだけでは解消できない場合が多く、さらに専門的な知識を有した鍼治療や電気治療の施術を受ける選手が多いです。

②ストレッチ

ストレッチは、自分自身で各部位の可動域を直ちに出すことができる他、筋や関節の柔軟性や内臓や血管の活動を高める目的で行います。アイシングは、故障している部分がある選手は炎症を抑える目的で行い、とてもハードにトレーニングを行うと筋肉の温度が異常に高くなる傾向があり、疲労が抜けにくくならないように取り入れる選手も多くいます。

③交代浴

交代浴は、温かいお風呂と冷たいお風呂を交互に入る方法で、温かいお風呂に入ると血管が拡張し、冷たいお風呂に入ると血管が収縮することで血行が促進し、身体に溜まった疲労物質を素早く除去します。自宅で取り入れる際は、湯舟で身体を温め、シャワーで冷水を浴びるのがオススメです。

④炭酸泉

炭酸泉は、二酸化炭素濃度が高いお湯のことです。しゅわしゅわの泡が発生し、皮膚を通過して体内に吸収されると、交代浴と同様に血管が収縮することで血行が促進します。最近では、SPAなどでも炭酸泉がある施設が増えています。炭酸泉の温度は低いですが、入浴するあいだに体がポカポカしてきます。

多くのアスリートが利用する国立スポーツ科学センター内にも、炭酸泉と水風呂が設置されているエリアがあり、様々な種目の選手が利用しています。

日常のトレーニングでトレーナーが付き添う選手はほとんどいませんので、自分自身でセルフコンディショニングがとても重要です。今回は、私がオススメするセルフコンデションイングをご紹介しました。自分自身で自律神経の調整や血流の滞りが改善できますので、日々のコンディショニングが上手くいかないと思っている方はお試しください。

 

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